あじさい川柳同好会
は尼崎市塚口南公民館で活動している川柳グループです。 毎月第3月曜日(祝日にあたるときは翌日の火曜日)、13時30分より句会を開いております。 60歳以上(一人か二人は50歳台)の高齢者ばかりですが、時たまカラオケにいったりします。 最高年齢は80歳の男性です。現在18名ですが、和気合いあいとのんびりやっています。 今年の梅雨はじめじめとした感じがしないのはサッカーのワールド杯で日本中が燃えていたからなのでしょうか。
宿題「記憶」
佳作 父母の記憶取り出す玩具箱 文擴
佳作 一日の記憶たどるしまい風呂 亀代子
佳作 悪友の記憶たどれば縄のれん 文擴
佳作 エートえーと何しにここにきたのかな 美代子
秀句 霧笛背に抱かれた記憶ある港 文擴
宿題「濡れる」
佳作 土砂降りに今逢いたいという電話 美代子
佳作 夜明けの駅でポツンと霧に濡れている 文擴
佳作 リストラの心が濡れる大都会 秋子 栄三
佳作 濡れた目のあの愛しき青春の日よ 彰
秀句 あじさいの嘘に濡れてる午後三時 文擴
席題「意地」
佳作 意地っ張り後姿が泣いている 彰
佳作 意地を張る気力も抜けた蝉の殻 百合子
佳作 意地捨てて見上げる今日の青い空 勇次郎
佳作 意地捨てて走って行こう逢いに行こう 美代子
席題「音」
佳作 神頼み鈴の音大きく振り鳴らし すみえ
佳作 潮騒の音して背から抱かれる 文擴
佳作 荒れる世を嘆く怒号か雹の音 亀代子
秀句 グウの音も出ないばかりの子の意見 勇次郎