春と初夏に来たことはあるが、晩秋は初めてである。緑が美しいときだと 樹木の紅葉の様子がわからない。今年はなつの日照りがあまり無かったので 色付き(紅葉の度合い)がわるいし、紅葉する前に落葉してしまうと聞いていたので、 期待はしていなかった。竹取公園は竹取物語の翁の住んでいた所だから、竹やぶが あるのだが、奇麗なかえでの木が赤く色づいていた。NHKの「聖徳太子」のロケ地、 最近では水鳥形の埴輪が発掘されて脚光を浴びた巣山古墳のある馬見丘陵古墳は 四季を通じて散策が楽しめる樹木が植えられているので、秋は紅葉が奇麗で訪れる人の 目を十分に満足させてくれる。

大阪駅からJR環状線に乗り鶴橋で降りて、近鉄線に乗り換える。大阪線の快速急行にのれば 20分程度で五位堂に着く。改札口を出て左に高架駅を降りて歩道を200メートル来たに歩けば 「かつらぎの道」(歩行者と自転車のみの道)の入口にが見える。右前方に自転車預かり所があるのが 目印である。小道は舗装してあるが、車は入れない。団地の中を抜けて、1キロ続く。さざんかが咲いている。 この道の紅葉も結構きれいである。
かつらぎの道が終り広い道路にでて、右に進路をとり大きな交差点で左に折れて「広陵町図書館」の 標識どおりに北へ上がっていく。図書館の裏側(北側)が竹取公園である。大きくて長い滑り台やフィールド アスレチックがあり大人でも楽しめる。竹やぶのほかに紅葉する樹木があり、美しい。いろは紅葉がある。

竹取公園の北の出口が馬見丘陵公園の南エリアの入口である。この公園の小さな山は 殆ど古墳である。一番大きな古墳が巣山古墳である、周濠があり古墳は鬱蒼とした樹々で覆われている。 公園の中心部に「公園館」があり、古墳の詳しい模型やビデオでの説明もある。また。この付近の せせらぎの道の紅葉が一段と美しい。
馬見丘陵公園の中には紅葉する樹木のほかに、めぐすりの木(木の皮を煎じてめぐすりをつくる-写真上左) 、冬桜(写真上中)、赤い実を一杯つけた花水木などがある。

写真と文   上野 栄三

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