学部・学科紹介

栄養教諭のお仕事とは

ハンバーグ

栄養教諭は、学校の先生。給食の管理と、児童・生徒に食生活の栄養指導を行います!

栄養教諭の具体的な
仕事の内容は?

①.学校給食の管理・運営
(献立の作成、栄養管理、衛生管理、食材管理等)

②.食に関する指導として、学級活動や総合学習などで
栄養に関する授業を行う

③.給食の時間の中で、献立をもとに食育を行う

栄養教諭は一人の教諭として、学校給食の運営に当たる一方、学校給食をひとつの教材として食の教育(食育)などを実施し、子どもたちに栄養や食生活の正しい知識を持ってもらうことを目標として仕事をします。 栄養教諭の免許がない栄養士・管理栄養士も学校栄養職員として試験を受けて合格すれば学校の栄養士になれますが、栄養教諭とは違って食の指導を直接行うことはできません。 いかがでしょうか。栄養教諭には、栄養に関する知識と教育への資質が求められます。 食に関する仕事と、学校の先生の仕事の両方ができるのが栄養教諭。その二つに興味があれば、栄養教諭をめざしてはいかがでしょうか?

栄養教諭の先輩たち!

大阪市立今里小学校
栄養教諭(講師)

平成30年度
大阪市教育採用試験合格!

片山 あずさ さん(旧姓 三坪)
平成24年度 食物栄養学科 卒業

●栄養教諭をめざすきっかけは?

大学の授業の中で知り、興味を持つようになりました。
授業では、卒業生で栄養教諭として働いている先輩の仕事の様子などの講話を聞いたり、教育実習に行った先輩方の報告会などを聞いたりする中で、食育に対する意識が芽生えました。教育実習では、実際の学校現場でこどもたちに食育の授業をおこない、先生方と協力してつくりあげる授業の大変さや楽しさなどに心を惹かれ栄養教諭になりたいと強く思うようになりました。
4年次生のゼミ活動では、小中高校生の食生活や食習慣に関する研究をおこない、小中の9年間で、子ども自身が健康について考えて食べ物を選ぶ力をつけることの大切さを実感し、栄養教諭をめざすことを決意しました。

●めざすために努力したこと

学生時代は、こどもたちと一緒に料理をする食育ボランティアや、スクールボランティアとして学校現場に携わり、先生方の指導など間近で見る機会を増やすようにしたりしました。
卒業後は、調理員さんに信頼される栄養教諭になりたいという気持ちから、調理現場を経験できる病院に就職し、大量調理や献立作成、発注などをしていました。その経験から調理室に入っても、給食づくりの流れが頭でイメージでき調理員さんの作業が滞っていないかトラブルが起きていないかなど先を予測することができるようになりました。

●採用試験に向けてどんな勉強をしたか

問題集や参考書、全国の過去問などをノートにわかりやすくまとめ、わからないものは徹底的に調べるようにしました。これは管理栄養士の国家試験のときの勉強が役にたったように思います。自分で調べると頭に入りやすいので丸暗記ではなく、調べて自分の言葉で頭に入れるようにしていました。

●講師をしていて楽しかったこと、つらかったこと

自分が考えた献立がおいしいとこどもたちに喜んでもらえたときや、食育の授業でこどもたちが興味を持ち、実生活にも変化が現れたときが楽しいと感じます。保護者の方からも、家で何度言っても聞かなかったおやつの食べ方が、食育の授業でおやつの中の砂糖や油の量について自分たちで調べたり学んだりしたことで、おやつの選び方や食べ方が変わったというお手紙をいただいたときはやりがいを感じます。
つらいと感じることは、学校内の仕事以外にも区内の食育推進に関する仕事や給食に関する仕事など他の先生方には見えづらい仕事がたくさんあり、忙しさなどが理解されないことです。職場の専門職は1人しかいないので、専門的な悩みをすぐに相談することができないのがつらいと感じることはあります。しかし、忙しさについては他の先生方に伝えるようにして、専門的な悩みについては先輩に話をすることができるので、楽しく働けています!

●目標や夢は?

目標は、食育で子どもたちの健康だけではなく心も豊かにすることです。
健康を考えて食べ物を選ぶ力はもちろんのこと、周りの人と楽しく食事ができることや、どんな味がするのかな?どこの国の料理かな?なんでこの野菜や料理の名前になったのかな?などいろいろな角度で物事を見ることができて、意欲やチャレンジ精神が持てる子どもに給食や食育を通して育てていきたいです。

●大学で学んだことをどう生かす

園田学園女子大学では経験値教育に重点を置いた授業をしています。
百聞は一見にしかずといいますが、一見だけでなく体験することで感じることや学べることが10倍も100倍も増えるということを教えていただきました。食育でも、子どもたちに「野菜を触る」、「野菜を育てる」、「育てた野菜を料理する」など体験活動を取り入れ、教えるだけではなく「感じる」、「考える」食育をしていきたいと思います。そして、私自身も今後もフットワークを軽くして、こどもたちに食について教えるために必要な体験を学び、学んだことを子どもたちに還元できるようにしたいです。