Education Through Experience in Amagasaki, Hyogo

SONODA Women's University / SONODA Women's College

経営学部 ビジネス学科 企業マネジメントコース 公共マネジメントコース 国際・地域マネジメントコース

先が見えない時代に対応できる
ビジネススキルを身につける

IT社会、SDGs、働き方改革、ニューノーマル、そして地球温暖化や新型コロナウイルス・・・
これまでになかった考え方や現象が続々と現れ、私たちは先が見えない時代へと踏みだしました。
女性の働き方や生き方も大きく変化しています。
そんな時代を生きるために、役立つ学びが経営学。
理論「経営学」と実践 「マーケティング」を軸に、課題解決型のプロジェクト「PBL型学習」で、
ビジネススキルを身につける新しいスタイルの経営学部が誕生しました。

学びのPOINT

  • 01
    マーケティングと
    マネジメントの
    2専攻で理論と実践を学ぶ
  • 02
    経営・経済・会計を
    バランスよく学び、
    マネジメント能力を磨く
  • 03
    多彩なPBL型授業で
    企業や地域と
    協働しながら実践力を
    身につける

〈取得をめざせる資格〉

公認会計士/税理士/日商簿記検定1級・2級/
ファイナンシャルプランナー/
経営学検定/
マネジメント検定/経済学検定試験/
TOEIC600点以上/統計検定2級 など

※卒業後、実務経験等の諸条件を満たす必要があります。

Student's Voice

学生の声

プロジェクト活動を通じて
リアルにビジネスを体験中

経営学と心理学を学びたいと思って、このビジネス学科を選びました。経営学入門の授業は知識や組織の仕組みを学ぶことができるだけでなく、身近な企業の株式保有者や企業形態などを調べられてとても楽しいです。また、キッチンカー運営プロジェクトに参加して販売を経験することで、さまざまな費用が商品の値段に含まれていることを実感しました。人件費や材料費だけではなくガソリン代や営業許可証の取得費用などもあり、実践的な経営を体感することができました。私は今、簿記2級とTOEICの勉強に力を入れています。将来は好きなプロバスケチームに就職して怪我をした選手に寄り添える経営者になりたいと思っています。

ビジネス学科 1年
F.Nさん

Message

応援メッセージ

マネジメントの仕事の楽しさを感じて、
積極的に挑戦してほしい

会社の代表として、またホテルの総支配人として私が心がけているのは、わかりやすく伝えること。人に動いてもらわなければ、会社は経営できません。日々コミュニケーションを取りながら「何をやってほしいのか」「どう動いてほしいのか」をわかりやすく伝えることを大切にしています。また、女性の後進の育成にも注力しています。管理職をめざす男性が多い一方で、女性は消極的とのデータがありますが、それはマネジメント経験を積む機会が少ないから。決して女性がリーダーに向いていないわけではありません。今、女性が企画やマーケティング、マネジメントなどに携わる機会は増えつつあります。そのチャンスを活かして力を発揮し、より輝いてもらいたいと思います。

JR西日本ホテルズ ホテルヴィスキオ尼崎
尼崎ホテル開発株式会社 代表取締役社長
大矢 悦子さん

学科の特徴

経営学の基本となる6分野の知識を基に、PBLスタイルを中心とした学び方で理論と実践を反復し、課題解決力を身につけます。
さらに、消費者視点に基づいた「マーケティング専攻」と経営者視点に基づいた「マネジメント専攻」で専門性を高めます。
他学科の学びと組み合わせて学ぶオーダーメイド履修も大きな特徴です。

PBLによる実践経験をベースに、
2専攻×6分野でビジネススキルを高める

〈Original Field〉

「興味(他学科)」×「ビジネス」で作る自分だけのオーダーメイド履修フィールド

あなたの描くキャリアや興味・関心に合わせて、他分野や他学科の学びと組み合わせたカスタマイズが可能です。

Model01


ビジネス

食

経営者視点で食文化を支える

私たちが生活する上で不可欠な「食」。小料理屋やカフェなど、女性経営者の数が多い業界のひとつです。飲食店は味が重視されがちですが、人気のお店には必ず優秀な経営者がいます。食と会計の知識に富んだ経営感覚の習得をめざします。

Model02

情報
ビジネス

情報

ITとデータを駆使し先端を拓く

現在の経営は、需要の予測や生産管理など、多様な局面で数量データを収集し、効率的な管理運営や利益の最大化に活用しています。インターネット環境や情報処理ソフトといったツールを駆使し、時代の変化に対応できるスキルを習得します。

Model03

スポーツ
ビジネス

スポーツ

スポーツをビジネスの視点で

オリンピックやプロスポーツなどメジャーなものから、フィットネスクラブやヨガサロンなどパーソナルなものまで、今やスポーツはとても身近な存在です。選手の心情や目的を理解し、安定した環境を提供できる経営感覚の習得をめざします。

Model04

ビジネス
心理学

心理

人の心を掴んで組織の力へ導く

会社の組織運営に欠かせないのが人の心を掴むスキルです。 一人ひとりのモチベーションを引き出すことで、チームや組織としての強さが生まれます。 また、自分自身の心理状態を客観的に把握することで、冷静で的確な判断力も養えます。

Model05

こども
ビジネス

こども

拡がるこども関連ビジネス

家庭用ゲームやテーマパークといったレジャー分野から保育関連サービスまで、こどもに関連するビジネスは少子化のなかでも注目を集めている市場です。こどもを取り巻く環境を学び、ビジネスに結びつける力を養います。

Model06

国際
ビジネス

国際

グローバルな視点を磨く

企業のグローバル化が進む中で、働く場所を海外に求める人だけでなく、国内の企業に勤める外国人が増えていくことでしょう。これからの経営に求められる国際基準の言語と会計スキル、多面的な視点で捉えるグローバル感覚を習得します。

〈海外研修〉

ニュージーランド研修でグローバルな視野を身につける

追加費用なしで学べる

1年次の後半に、ニュージーランドにある本学の海外拠点「SCC(そのだクライストチャーチキャンパス)」にて、短期研修を実施します。現地では多くの人と交流することで、語学力を磨き、多様な価値観に触れ、グローバルな視点を身につけます。研修参加費は授業料に含まれているため、追加費用はありません。

14日間のスケジュール(2023年1月30日~2月12日)

 pickup 1 

カンタベリー大学のバディとなる学生とクライストチャーチの観光へ。植物園、博物館、大聖堂など、街の文化にふれることができました。

 pickup 2 

クライストチャーチから1時間ほどの、自然に囲まれたコワイブッシュを訪れ、ジェットボート体験や羊牧場の見学などを行いました。

 pickup 3 
現地調査

学生たちは2つのグループに分かれて調査の準備を進め、ニュージーランドの街頭やキャンパスでアンケート調査を行いました。現地のバディと一緒に、積極的にコミュニケーションをとることで多くの回答を得ることができました。後日、その調査をまとめ、グループごとにプレゼンテーションを行いました。マーケティングの調査方法やデータサイエンスの実践の場となりました。

テーマ

  • ニュージーランドにおける環境意識と消費行動に関する調査
  • コロナが若者に及ぼした影響~日本とニュージーランドの学生の比較~
 pickup 4 

ニュージーランド企業を2つ訪問し、会社の見学や企業理念についてのお話などを伺い、ビジネスに関するグローバルな視点を養いました。

Student's Voice

学生の声

世の中がどのように動いているのか、どのような課題があるのかについて深く知りたいと考えて、経営学に興味を持ちました。そんな私にとって、ニュージーランドが抱える課題調査やマーケティング活動に取り組める海外研修は楽しみな機会でした。たくさんの学生や現地バディとコミュニケーションをとりながら活動することで、視野が広がり、実践力も高まったと感じています。

ビジネス学科 1年
U.Mさん

授業PICK UP

マーケティング

マーケティング論
製品戦略、価格戦略、流通チャネル、プロモーション活動などマーケティングを基礎から学び企業活動を理解します。そして、講義で得たマーケティングの知識を生かして、実際の企業を分析し、新たな商品の企画・提案を行います。
経営戦略論
ポジショニングや経営資源、事業システム、業界の構造など企業の経営戦略、競争戦略を基礎的な理論から理解します。企業の実際の事例を題材にグループでディスカッションを行い、企業の競争優位要因を分析できる力を養います。

マネジメント

人的資源マネジメント
人的資源マネジメントは働く人々にとって直接影響を及ぼす分野です。モチベーションを高める方法や有効なリーダーシップ、採用と異動、人材育成など、企業が組織として働く人たちをマネジメントする方法について学びます。
マクロ経済学
経済全体の指標となる国内総生産、物価水準、利子率、失業率、貯蓄率などがどのように決定されるのか、景気の変動や経済成長の要因や金融・財政政策といったマクロ経済政策のメカニズムや効果について学びます。

PBL

基礎演習
文献や資料の読み方、ディスカッションやプレゼンテーションの方法、レポートの書き方、フィールドワークの方法など、これから専門的な課題解決型の学びを行うために欠かせない基礎的な手法を、実践的に身につけます。
地域振興論
地域振興とは、まちおこしや地域活性化、地域再生、地方創生などと呼ばれる取り組みのことです。対話を重視したフィールドワークで、地域社会において人々の意欲や経済活動を向上させるためにどうすればよいのかを考えます。
地域文化デザイン
地域社会が抱える課題を把握し、フィールドワークを通して地域や文化を再発見する手法を習得します。また、グループワークで自らが考える地域文化コンテンツをデザインし、プレゼンテーションを行って、実践力を磨きます。
文化遺産マネジメント
歴史的町並み、歴史的建造物、史跡などを活かした地域づくりについて学びます。実際に神戸市の北野異人館など歴史的建造物の保存地区へ訪れ、町並み保存と地域づくり、観光について調査を行い、課題発見能力を身につけます。

よりよい選択や意思決定のためには
心の仕組みを知ることが不可欠

私たちは日常、さまざまな判断や選択をしています。たとえば「今日のランチに何を選択するか」というレベルから、就職先の選択や、病気の際の治療方針の選択など、人生や命に関わるような重いレベルまで。私たちの選択行動の一例として、お店での豊富な品揃えが逆効果となり、商品の選択をできなくしてしまうケースがありますが、その背後には記憶や感情など心の仕組みが隠れています。よりよい選択のためには、心の仕組みを知り、日常に溢れる膨大なデータの中から必要なものを取捨選択する力が大切です。

足立 邦子 准教授
不確実な状況下における意思決定の文化差や、道徳判断の非一貫性について研究している。

子どもの頃から身近にあった「組織」と
照らし合わせて社会の組織活動を学ぶ

「組織」と聞くと会社やビジネスが思い浮かぶかもしれませんが、みなさんは既に組織を知っているはずです。学級活動や部活動、文化祭、これらは全て組織活動。組織の活動を円滑に行うためにどうすれば良いかを考え、参加している人が満足し、成長するために必要なのがマネジメントです。クラブ活動も会社も、人々が 1 つの目標に向かって協力し合う組織の活動に変わりありません。組織活動が社会の中でどう運営され、どんな問題を抱えているのか、自分のこれまでの経験と照らし合わせながら考えていきましょう。

浅井 希和子 助教
人的資源管理や組織論が専門分野。企業内の意思決定構造と人材育成の関係などを研究中。

教員一覧

少人数だからこそ、一人ひとりに目が届く距離でサポートします。

Action

ビジネス学科では、企業や団体と連携したプロジェクトを豊富に用意しています。
学内で学んだマーケティングやマネジメントの知識を、商品開発や地域活性化といった取り組みで実践。
この反復を繰り返すことで、ビジネスに欠かせない課題解決能力を身につけることができます。

SONODA Café Mobilityプロジェクト

オリジナルキッチンカービジネスをリアルに実践

食ビジネスの実践とコミュニティ創出をコンセプトに、大学にオリジナルのキッチンカーを導入。仕入れから販売までを経験することで、実際の経営を実感することができます。2023年1月に初出店。冬という季節から温かい豚汁の販売を行うことに決め、材料の選定や調理の試作を重ね、当日を迎えました。計画していたオペレーション通りにいかず苦戦する場面もありましたが、目標の40食完売と利益を達成できました。

Student's Voice

学生の声

その場でお客様と交流できるのは、キッチンカーならでは

出店が寒い時期だったので、学内マーケティングの結果、温かいスープの提供を企画。一人暮らしだと野菜が不足していると考え、野菜たっぷりの豚汁を販売することに。初めはどれくらい売れるか、本当にお客様が来てくださるか不安でした。でも、多くのお客様に買ってもらえて、カップに書いたイラストもかわいいと言ってくださる方もいて、とてもうれしかったです。その場でお客様に味の感想を聞けたり、交流ができるのはキッチンカービジネスの魅力だなと実感しました。

ビジネス学科 1年
Y.Yさん

福崎町観光推進プロジェクト

妖怪をモチーフにしたお土産用フェイスパックを開発

兵庫県神崎郡福崎町からの依頼で、観光に関する課題解決に取り組みました。「観光客の滞在時間、消費行動をUPさせたい」という自治体からの要望に関して、プロジェクトチームに参加した学生たちが、実際に福崎町に訪れて現地をリサーチ。民俗学者・柳田 國男の生まれ故郷であり、すでに妖怪というコンテンツで観光客誘致を図っていた福崎町の特性を生かして、妖怪「がじろう」を使ったフェイスパックのお土産物を提案しました。提案を福崎町に評価していただき、実際にフェイスパックが商品化して、観光所などで販売されることになりました。

Student's Voice

学生の声

福崎町にどのような歴史があるか、どんな観光施策を行っているのかを現地で感じ、学ぶことが大切だと感じました。がじろうのフェイスパックは、講義で学んだマーケティングの一つ、ストーリーテリングマーケティングの手法で考案したもの。自分たちが考えたものが実際に形になることが一番うれしいですし、このおみやげが地域活性につながってほしいと願っています。

ビジネス学科 2年
K.Nさん

欅和館プロジェクト

新校舎のコモンズ&パウダールームをプロデュース

2022年3月に完成した新校舎「欅和館」の空間プロデュースをビジネス学科の学生たちが担当しました。グランピングをコンセプトにしたコモンズは、SONODAのアクティブなイメージから考案。アウトドアのテイストも感じられる空間になりました。また各階ごとにコンセプトが異なるパウダールームは、様々な好みをもつ学生もどこかお気に入りを見つけてほしいという思いから、多様なデザインにすることに。壁紙や照明、インテリア小物などのセレクトを行いました。大きな鏡やコンセントなどメイクスペースも充実した使いやすい空間が完成しました。完成後、メディアにも多く取り上げられ、プロジェクトメンバーの学生がテレビやラジオの取材も対応しました。

Student's Voice

学生の声

新校舎をプロデュースするという貴重な経験ができた

新しくできた欅和館(新4号館)のコモンズとパウダールームの空間プロデュースを担当しました。コモンズは、グランピングをテーマにした居心地のいい空間に。グランピングに合うようなテントやテーブル、チェアなどのセレクトなどに関わりました。パウダールームは各階違うコンセプトに。フォレスト、プリンセス、ナチュラル、ブルックリン、エレガントというコンセプトに合わせて壁紙や床材、ミラーなどをコーディネートし、装飾品なども選びました。いろんな人に使ってもらう空間なので、責任重大だなと思ったけれど、満足のいく場所になったと思います。

ビジネス学科 2年
I.Nさん

伊丹ビジネスアイデアコンテスト

地元農産物をつかった地域課題の解決プランで準グランプリ受賞

伊丹市で行われたビジネスコンペ「いたみビジネスアイデアコンテスト」にビジネス学科の1年生3人が挑戦しました。「オリジナルなアイデア」「地域商材を活用するアイデア」「人のぬくもりを感じさせるアイデア」の3つのテーマで、事業案や地域活性化案を募ったもので、3人は伊丹市のことを知るために、現地でJAなどを取材しました。その結果、地域の特産品であるたみまるレモンの存在を知り、たみまるレモンを使ったクレープのキッチンカー販売を事業として提案。多くの審査員の前でプレゼンテーションを行い、見事、準グランプリを受賞しました。

Student's Voice

学生の声

現地に足を運んだり、クレープを焼く練習をしたり、実際に経験をすることで、ビジネスプランを深めることができたと思います。社会人のファイナリストプレゼンを聞くことで、新しい知識を得たり、表現方法の勉強にもなりました。起業家や社長の方々から、事業プランのアドバイスもいただき、起業したいという夢への第一歩を踏み出せた気がします。

ビジネス学科 1年
S.Mさん

景井ひなさん特別講義

芸能人の講義をプロデュース

授業の一環としてSNSフォロワー数1000万人以上を誇る人気 TikTokクリエーター景井ひなさんが特別講師として来学しました。この講義は学生が「自分たちが学びたい授業をつくる」というコンセプトのもと、講師の選定や講義内容に関わり、スペシャルな公開講義が実現しました。

Student's Voice

学生の声

イベント運営やタレントマネジメントに興味があり、今回のプロジェクトに参加しました。一つのイベントが出来上がるまでに多くの人が関わっていること、また、あらゆる調整が必要なことなどを実感。将来につながるマネジメント経験ができました。

ビジネス学科 2年
T.Sさん

塚口商店街調査

地元商店街の活性化に協力

大学の最寄り駅の阪急塚口駅に隣接する塚口商店街と連携し、来客を増やすためのイベント企画やマーケティング調査を実施。商店街の方たちの前でプレゼンテーションを行いました。実際にSNSを利用した集客イベントも実施し、イベント運営のノウハウを得ました。

Student's Voice

学生の声

阪急塚口駅周辺が抱える駅の北側と南側で人の行き来が少ないという課題を解決すべく、南側でノベルティを配り、北側の商店街の各店でそれを見せると限定テイクアウトメニューを特別価格で購入できるイベントを企画。新たな角度から物事を見ることができ、貴重な経験になりました。

ビジネス学科 2年
Y.Cさん

キャリアサポート

〈女性のキャリアを支える資格が取得可能〉

取得をめざせる資格
  • ・日商簿記1級、2級
  • ・ファイナンシャルプランナー
  • ・経営学検定/マネジメント検定
  • ・経済学検定試験
  • ・TOEIC600点以上
  • ・統計検定2級 など

卒業後にめざせる難関国家資格

公認会計士とは?

三大国家資格といわれる最高峰の資格が「公認会計士」。会社として存続していくために必要な「会計」を会社から独立した立場でチェックする、会計監査のプロフェッショナルです。仕事内容は、独占業務である「財務諸表監査」をはじめ、財務経理、株式公開サポート、会計コンサルティングなど多岐にわたっています。公認会計士の平均年収は992万円(厚生労働省賃金構造基本統計調査2017~2019年平均値より)と非常に高収入であり、男女の違いでの収入格差が少ない職業です。女性にとって安定した生活を得ることができる魅力的な資格といえるでしょう。

税理士とは?

「税務のプロフェッショナル」、それが税理士です。中立の立場から監査業務を行う公認会計士と違い、税理士は依頼者側で税務に関するさまざまな依頼を引き受けます。仕事内容は、「税務代理」「税務書類の作成」「税務相談」を行うと定められています。具体的には、納税者から依頼を受け、代理申告や書類作成、税金に関する相談業務などを行います。企業からの依頼の場合は、法人税や所得税及び住民税等の処理、役員や株主の所得税や相続税対策を行います。

〈資格サポート講座〉

難関国家試験・資格も充実のフォロー体制

国家公務員や地方公務員をめざす学生に対して、公務員試験対策講座を開催しています。苦手意識をもつ人が多い「数的処理(算数系科目)」の基礎的な内容から面接対策までをカバーし、合格をめざします。受講料もテキスト代のみとなっています。将来、公認会計士をはじめとした国家資格取得希望者には個別指導でのサポートも可能です。

Student's Voice

簿記3級

大学入学後3ヶ月で3級合格!

資格取得にチャレンジしたくて、入学してすぐに、日商簿記の3級をめざすことに。授業や問題集でコツコツ勉強を始めました。放課後には、希望者対象の試験対策講座があり、自分の弱点に合わせた指導をしてくれました。自習室には、問題集や講義のDVDが揃っています。5月にあと少しで不合格になり、悔しかったのですが、6月には高得点で合格。次は2級をめざします!

ビジネス学科 1年
M.Hさん

〈社会とつながるインターンシップ〉

1年次

早期から社会にふれるワンデー·インターンシップ

2021年度は一般社団法人ワカモノートで1日のインターンシップを実施しました。ワカモノートでは、学生の視点から多くの人に読んでもらえるSNS投稿の原稿を作成し、ビジネスが生まれる現場を体験することができました。

2年次

1週間のインターン、事前学修とジョブ·シャドウイング

授業の一環として尼崎市公営企業局等で1週間程度のインターンシップを実施予定、3年次に行うインターンシップ等の事前学修も行います。また、インターンシップに役立つ技能の一つであるジョブ・シャドウイングを体験する予定です。企業・組織の社員に一日同行し、どのような仕事をしているかを体感します。

3年次

地域とのつながりを生かしたさまざまな企業団体で行う研修

3年次には、「地域インターンシップ」で、関連する尼崎市の企業・団体を中心に兵庫県庁や尼崎市などの公的機関も含めて研修を行う予定です。

主な研修先(予定)
コロンビア珈琲株式会社/ネッツトヨタ神戸株式会社/生活協同組合コープ神戸/公益財団法人尼崎市スポーツ振興事業団/株式会社尼崎セントラルホテル/東洋リビングサービス株式会社/ひょうご税理士法人/兵庫県庁/尼崎市役所

Session

ビジネス学科 2年
N.Hさん

ビジネス学科 2年
Y.Sさん

ビジネス学科 教員
浅井 希和子 助教

Talk Theme:女性のキャリアを考える在学生 × 教員クロストーク

浅井助教:
お二人はどうして経営学部に?
Y.Sさん:
社会で役立つ、会社の経営に必要な知識を学べる点に魅力を感じて経営学部を選びました。具体的な将来像は固まっていませんが、今は公務員に興味があります。
浅井助教:
経営学はお金のイメージが強いかもしれませんが、実際は世の中の仕組みについて考える学問です。将来自分がどのような世界に入っていくのか、そして働くのか。それを広い視野で学べる点がメリットなので、今後学びを深める中で進む道を決めていっても良いと思います。
N.Hさん:
私の夢は大好きなテーマパークでマーケティングの仕事に携わることです。そのためには経営学の専門知識が必要だと思い、この学部を志望しました。
浅井助教:
データを駆使して今までにない価値や意味を創造し、世の中に提供していくのが最新のマーケティングです。マーケティングと一緒に、ぜひ情報・データサイエンスもバランス良く学んでほしいですね。
N.Hさん:
「基礎情報処理」の科目は受講しました。1年次から情報活用の基礎を学ぶのは大事だなと感じました。2年次からはマーケティングなど専門的な授業が増え、やりがいを感じます。
Y.Sさん:
私が1年次で受けた授業では「経営学入門」が印象的でした。グループを率いるリーダーの存在意義や求められる資質について学ぶことができ、将来に役立ちそうだなと感じました。今後は簿記検定の資格取得にも挑戦していきたいと考えています。
浅井助教:
経営系の学部で簿記を学ぶのなら、日商簿記検定2級は取得したいところです。「上級簿記」や「原価計算論」といった講義は2級に対応した内容になっているので、受講をお勧めします。財務諸表が読める、会社のお金の流れが分かるというのは、社会に出てからとても役立つスキルです。ぜひとも資格を取得してほしいので、学科としてもそのためのサポートは惜しみません。
N.Hさん:
私は教養のある人になりたいと思っているので、経営学の学びはもちろん、それ以外のことにも果敢にチャレンジしていこうと考えています。
浅井助教:
学生のうちに、とにかくいろいろな経験を積むことが大切です。特にリーダー経験は大事で、リーダーを務めたことがある人とない人では、就職後の仕事への取り組み方が全然違ってきます。今後は女性管理職も確実に増えていくでしょう。その時にリーダー経験が何よりも生きてきます。企業との連携プロジェクトや調査活動など、いろんな機会を見つけてぜひ積極的に活動に参加し、アイデアを出したり、チームをまとめたりする経験をしてください。そうすることで自信につながりますし、キラキラ輝く自分になれるはずです。その機会がたくさんあるのがSONODAの経営学部なので、チャンスを逃さずこれからも頑張ってほしいと思います。
Check Data

女子の経営学部が求められる理由

需要が高まる女性の管理職

日本における女性管理職の割合は12.5%と、欧米諸国と比べてかなり低いのが現状です。この先、欧米並みの水準になるとしたら、管理職を担う女性が今の倍以上も必要とされることになります。国も「女性活躍推進法」等により、女性活躍推進の加速化を支援しています。

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