Education Through Experience in Amagasaki, Hyogo

SONODA Women's University / SONODA Women's College

人間健康学部 児童教育学科

一人ひとりの成長に寄り添う「子どものプロ」へ

保育園・幼稚園・小学校・中学校などで活躍する「子どものプロ」を育てる学科です。
子どものプロとは、それぞれの発達段階での子どもの成長を理解し、それに合わせた指導法を身につけた先生のこと。
子ども一人ひとりの発達段階に合わせて指導するスキルを身につけていきます。
そのために、1年次から保育・教育現場で経験を積むカリキュラムを組んでいます。

学びのPOINT

  • 01
    学年を超えた
    つながりで経験値を
    高めあうプログラム
  • 02
    トップクラスの
    教員養成実績と
    充実の教育環境
  • 03
    先生への夢を
    実現するサポート
    体制が充実

〈取得可能な資格〉

[幼保教育コース]
保育士/幼稚園教諭一種免許/リトミック指導資格/
社会福祉主事[任用資格]/准学校心理士/ジュニアスポーツ指導員(申請中)

[児童教育コース]
小学校教諭一種免許/幼稚園教諭一種免許/リトミック指導資格/
社会福祉主事[任用資格]/准学校心理士/ジュニアスポーツ指導員(申請中)

[小中英語コース]
中学校教諭一種免許(英語)/小学校教諭一種免許/リトミック指導資格/社会福祉主事[任用資格]/准学校心理士/
ジュニアスポーツ指導員(申請中)

総合健康学科3年 T.Aさん

Student's Voice

学生の声

同じ目標を持った仲間の存在が、
将来に向き合う積極性をくれる

先生をめざすきっかけは、小学校の担任の存在。生徒一人ひとりの性格や勉強の理解度にあわせて寄り添った対応をしてくださったことを子どもながらうれしく、私もこんな先生になりたいと思いました。一番好きな授業は、幼児期や児童期の子どもの心理が成長とともにどのように変化するのかをわかりやすく学べる「発達心理学」。授業で学んだ知識は実習で大いに役立ちました。その他、資格対策講座や地域ボランティア、子ども向けイベントにも積極的に参加しています。同じ目標を持った仲間が近くにいることで刺激になり、より自分の将来に向き合えるようにもなりました。

児童教育学科 2年
T.Jさん

総合健康学科3年 T.Aさん

Student's Voice

学生の声

実践の機会が多い環境の中で
苦手な発表もピアノも上達

児童教育学科の特長は、実技や人前に立つ機会が多いこと。クラス変更がないこともあり、親しいクラスメイトの前で話すという状況で、安心して発言することができます。もともと人前に立つのは苦手でしたが、グループ発表の経験を重ねることで慣れ、今では1人での発表も以前ほど緊張しなくなりました。不安だったピアノも、器楽の授業を通して少しずつ上達していると感じます。目標は、毎日笑顔で子どもたちと関わること。「先生に会いたいから保育園に行きたい!」と思ってもらえるような保育者をめざして頑張りたいと思います。

児童教育学科 2年
M.Mさん

総合健康学科3年 T.Aさん

Message

学科長メッセージ

高付加価値な経験で夢の実現へ

異学年交流や地域・企業とのコラボレーションなどによる「体系的経験値教育」が本学科の大きな特徴。授業だけでは学び得ない、付加価値の高い経験ができます。また、学生一人ひとりの学びの進度についても把握し、手厚くサポートしています。学生と教員との距離が近く、どんなことも相談しやすい環境であることも本学科ならでは。学生生活のことはもちろん、恋愛やアルバイトのことなど、いろいろな相談に来てくれる学生も多く、アットホームな雰囲気です。「子どもが大好き」「人と関わるのが好き」など人とのコミュニケーションが好きな方、夢や目標に向かって一歩ずつ成長していきたい方は大歓迎です。

学科長 教授
原田 旬哉

3つのコース

2年次からのコース選択で、自分に合った進路を見極めて複数の免許・資格の取得をめざします。

幼保教育コース

附属の幼稚園をはじめ、子供と触れ合う経験を積みながら幼児教育のプロフェッショナルをめざします。

児童教育学科 幼保教育コース 3年 H・Mさん

好きな授業は、グループごとにテーマに合った遊びの授業を展開する「保育内容指導法 健康Ⅱ」。先生役としてクラスをまとめる達成感を味わえます。

児童教育学科 2年
M.Nさん

児童教育コース

さまざまな発達段階における子供の教育について学べるコース。幼小接続に対応できるスキルを身に付けます。

児童教育学科 児童教育コース 2年 K・Wさん

教育を多角的・多面的に捉えられるのがこのコースの魅力。仲間や先生との話し合いの機会が多く、コミュニケーション力も身につきました。

児童教育学科 3年
N.Aさん

小中英語コース

英語ができる小学校教諭、中学校の英語教諭として活躍できる指導力と確かな英語力を身に付けます。

児童教育学科 小中英語コース 1年 I・Aさん

このコースの特長は、英語の構造を学べるほか、90分英語漬けの授業もあること。少人数のため気軽に質問でき、英語力を高めることができます。

児童教育学科 3年
I.Mさん

学科4つのポイント

1.トップクラスの教育育成実績

先生になりたいという夢を実現するために、一人ひとりにあわせたきめ細かいサポートをしています。そのため地元兵庫・大阪エリアをはじめ、多くの教育施設から評価をいただき、毎年高い実績を実現しています。

小学校の先生

  • 01

    地元に強い!
    合格者のうち関西エリアの採用率 74.3%

  • 02

    高い教員採用試験合格率

  • 1次 70.6%(関西平均 57.2%)
    2次 90.9%(関西平均 55.3%)

    ※関西平均は大阪府・大阪市・豊能地区・堺市・兵庫県・神戸市の6自治体の受験者数と一次合格者数から算出

総合健康学科3年 T.Aさん

教育支援室

専門スタッフ6名が一人ひとりを完全サポート

  • 個別相談&指導
  • 教職サークル
  • オンライン学習
  • 教採合格報告会
  • 各種対策講座
  • 卒業後サポート

保育・幼稚園の先生

総合健康学科3年 T.Aさん
  • 01

    資格取得実績
    ※2005~2022年度

    保育士
    1,109人

    幼稚園教諭
    1,205人

  • 02

    就職実績 5年連続 100%

  • 03

    幼保系求人数 2,986 件 ※2022年度

Point

豊富な実習先!希望の地域や施設が選べ、就職にも直結!

本学近隣の園だけでなく一人ひとりの希望にあった園での実習を希望することができます。またそのまま実習先に就職するケースも多数あります。

2.保育・教育現場が身近にある

2園の附属幼稚園と中学校・高等学校、学内子育て支援施設「ぴよぴよ」を有する本学。実習などで学びの現場として活用する機会もあり、授業で学んだ知識を現場ですぐに活かすことができます。

総合健康学科3年 T.Aさん

学内子育て支援施設 ぴよぴよ

総合健康学科3年 T.Aさん

園田学園中学校・高等学校

総合健康学科3年 T.Aさん

園田学園女子大学附属
園田学園幼稚園

総合健康学科3年 T.Aさん

園田学園女子大学附属
学が丘幼稚園

3.初心者でも安心!手厚い学習サポート制度

授業や実習など、普段の学習に関しても手厚くサポート。学生生活の中で気になることを気軽に相談できる環境です。

総合健康学科3年 T.Aさん

実習支援室

実習について何でも相談できる現場経験豊富なスタッフが常駐しており、安心して実習にのぞめるようサポートします。

総合健康学科3年 T.Aさん

ピアノ個人レッスン

ピアノレッスン個室が38室あり、空き時間は自由に利用OK。 音楽経験豊富な教員による個人レッスンも受けられます。

総合健康学科3年 T.Aさん

カレッジアドバイザー

クラス担任とは別に学生5人に対しひとりのサポート教員が、一人ひとりの学業や生活面をサポートします。

4.英語教育&海外留学制度が充実

総合健康学科3年 T.Aさん

ニュージーランドの幼稚園や小学校などの教育現場を体験できる専用プログラムや、中学校の英語教諭をめざす学生全員が参加する教育研修などに参加できます。

総合健康学科3年 T.Aさん

Student's Voice

学生の声

手厚いサポートでTOEIC780点を実現

私は幼稚園教諭を目指しながら英語の勉強にも力を入れてきました。児童教育学科では、少人数の英語授業やレベルにあわせた授業外の個別指導など手厚いサポートがたくさんあり、卒業時にはTOEIC780点までスコアを伸ばすことができました。

児童教育学科 4年
O.Yさん

教員一覧

少人数だからこそ、一人ひとりに目が届く距離でサポートします。

授業・実習紹介

授業×実習で身につく学び

  • 図画工作科指導法

    教材研究や模擬授業を通して、子どもの表現力を伸ばし、教育者としての資質や能力を養うための指導方法や評価の仕方を習得。表現の発達段階や特性への理解も深めます。

  • 子どもの保健

    子どもの健やかな成長発達を支援するために必要な、健康確認の方法や子どもを取り巻く環境について学びます。子どもに多い病気やけがへの対処法を学び、実践に活かします。

  • 保育内容指導法環境Ⅰ

    自然観察や季節の行事、生き物の飼育、身の回りにあるものを使った遊びなど、子どもたちを取り巻く環境や素材について実践を通して理解していきます。

  • 英語科指導法(小学校)

    小学校における外国語活動(中学年)・外国語(高学年)の学習内容、指導方法、評価、授業設計に関する基本的な知識や指導技術を講義とワークショップ形式で学びます。

総合健康学科3年 T.Aさん

Point

クラブと両立ができるカリキュラム

私はソフトボール部に所属しており、将来はスポーツの経験を活かして、勉強だけでなくカラダを動かす大切さなどを教えられる小学校の先生として児童の未来をつくるサポートをしたいです。入学前はクラブと授業の両立は難しいのではと不安もありましたが、スポーツと両立しやすいカリキュラム構成で、また試合日程に応じて授業や実習期間も個別に配慮してくれるなど全面的にサポートしてくれるので、夢に向かって全力で取り組むことができています。

児童教育学科 3年
Y.Mさん

総合健康学科3年 T.Aさん

New

ジュニアスポーツ指導員の資格が取得できる
※申請中

ジュニアスポーツ指導員

子どもの運動指導に興味がある人におすすめの資格です。日本スポーツ協会が認定する公認スポーツ指導者の資格を取得することができます。コーチングや運動指導に関する理論と実技指導の両方を学びます。スポーツ少年団や地域のスポーツクラブ等で、子どもに運動指導を行う際に生かすことができる資格です。

総合健康学科3年 T.Aさん

道徳的な判断と行動の積み重ねにより
一人ひとりが個性を発揮していける
世の中へ

日常生活には、道徳的に判断し行動しなければならない場面が溢れています。一説によると、人は1日に大小合わせて35000回もの判断をし、その積み重ねで「自分らしさ」が形づくられると言われています。道徳の授業は、一人ひとりが自分らしい人生観・世界観を探り、創り出していく個性的な場。考えて議論する授業展開により、人の優しさに触れて心を温め、明るい未来を創っていくための授業というイメージも確立されてきました。未来からの留学生である子どもたちの「心田」を一緒に耕していきましょう。

荊木 聡 准教授
「道徳理論・指導法」「算数科指導法」などを担当。
道徳教育の研究を進める。

Action

児童教育学科では、1年生から4年生までの異学年協働学習を通じて、学生一人ひとりの興味や得意な分野を伸ばすことで、強みを持った教員になることをサポートしています。講義や実習の科目で知識を蓄え、スキルを伸ばした後に、地域でのイベントやワークショップなどの実践の場で経験値をさらに高めていきます。学年を超えた取り組みにより、協調性やコミュニケーション能力も向上。幅広い視野の習得にもつながります。

宝塚阪急にてキッズイベント開催

総合健康学科3年 T.Aさん

暑中見舞いはがき製作ワークショップ

宝塚阪急・郵便局と連携し、子どもたちと暑中見舞いを作るワークショップを開催。色紙や色えんぴつを使い、子どもが自由にデザインしたポストカードを作成するイベントを学生が企画・運営。完成したかわいいポストカードは、郵便局が用意した移動式のポストにその場で投函。子どもたちはもちろん、おじいちゃんやおばあちゃん、友だちなどにオリジナルの暑中見舞いを送る体験ができると保護者や地域の方からも好評いただいているイベントです。

総合健康学科3年 T.Aさん

近隣の高校と連携し、高校生と一緒にイベントを運営しました

総合健康学科3年 T.Aさん

どんなデザインを作るかお話しながら作成をサポートしました

総合健康学科3年 T.Aさん

Student's Voice

学生の声

子どもたちの満足そうな姿が、やりがいに

メンバー全員で、どんな内容なら子どもたちに楽しく参加してもらえるか案を出し合って考え、準備を進めました。作業するのは得意なので、準備期間の間も楽しんで取り組むことができました。イベント当日は、参加していただけるよう声をかけたり、参加してくれた子どものサポートなどを担当。人懐っこい子やシャイで人見知りする子など、いろいろな子どもたちと触れ合うことができました。みんなが楽しんで作業している姿や完成した作品を満足げに持つ姿を見た時は、とてもうれしかったです。当日まで準備を重ねてきてよかったと実感しました。

児童教育学科 3年
S.Sさん

ICT教育

総合健康学科3年 T.Aさん

ICTでつながる幼保・小学校連携
小中「特別活動×道徳教育」体験

大阪市立鶴見南小学校の教職員の方とコラボし、知的障がいのある人などにも読みやすいLLブックのピクトグラム作成やその読み聞かせに取り組みました。創造的な実践から多くの事を学びました。

総合健康学科3年 T.Aさん

SHARP(株)と連携し、
高校でロボットプログラムの授業をサポートしました

総合健康学科3年 T.Aさん

幼稚園児がタブレットの使い方を楽しく学べる授業をしました

イングリッシュワークスペース

総合健康学科3年 T.Aさん

小学校や中学校での英語の模擬授業を実施。学生が教員と児童・生徒の両方の役割を担当することで、授業の質を高めていきます。ネイティブスピーカーとの共同授業も経験します。

総合健康学科3年 T.Aさん

尼崎市立潮小学校にて、
海外の小学生とオンライン交流会を企画・運営しました

総合健康学科3年 T.Aさん

学生同士で模擬授業を何度も繰り返し、本番に向け練習しています

総合健康学科3年 T.Aさん

Student's Voice

学生の声

子どもの主体性を尊重し、声かけでサポート

子どもたちと一緒に図工展に向けた活動に取り組みました。軍艦島をモチーフにした制作では、子どもたちと話し合い、何を使ってどんなものをどう作るのかを、彼らが主体的に考えて実践できるようサポート。写真のとおりに完璧なものを作るのではなく、子どもたちが感じ取ったものを形にしていけるよう声かけを行いました。子どもたちが主体的に役割を分担し、スムーズに制作を進め始めた時はとてもうれしかったです。夢は、子ども一人ひとりの個性や発想を活かせる人になること。そのためにも、相手の個性を引き出す力を身につけたいと思います。

児童教育学科 3年
U.Rさん

総合健康学科3年 T.Aさん

川西阪急クリスマスコンサート

子ども向けのクリスマスコンサート&楽器体験イベントを川西阪急で実施。子どもたちに音楽の楽しさを届けるために学生は企画・選曲や、事前練習などを何カ月もかけて準備しました。

総合健康学科3年 T.Aさん

川西阪急ハロウィンイベント

川西阪急のハロウィンイベントで、ミニゲームや障害物競走、ダンスなどの催し物を企画・運営。1~4年生が協働し、プロジェクト成功のために試行錯誤しました。

総合健康学科3年 T.Aさん

小中学校「特別活動&道徳教育」体験

小中学校で実際に行われる学級活動や道徳授業の企画・指導案を作成。その後、模擬授業を何度も繰り返すことで学校教育の場において即戦力として活躍できる能力を高めました。

総合健康学科3年 T.Aさん

幼稚園・保育園の行事体験

幼稚園で行われる実際の行事に準備から携わらせていただき、保育者の視点でその様子を観察し振返ることで学びを定着させ、現場で求められる実践力を身に付けました。

キャリアサポート

教職に強いSONODAの徹底サポート。
一人ひとりの力を伸ばし、希望の進路を実現

Cross Talk

左から、児童教育学科4年 O.Nさん、児童教育学科4年 A.Kさん、児童教育学科4年 N.Nさん

Talk Theme

教員採用試験現役合格者が語る、SONODAの教職支援

A.Kさん:
教職サポートの中でもよく活用したのは面接講座。すごく充実していて、対面でもオンラインでも、平日でも休日でも対応してもらえる環境は、すごく助かったよね。
O.Nさん:
良い点も悪い点もストレートに伝えてくださる先生のおかげで、自分の課題や成長を実感することにもつながったしね。
N.Nさん:
私は実習支援室や教職支援室をよく使っていたかな。集中できるし、教材も揃っているから勉強しやすくて。先生や教務課の方から「頑張ってるね」って声をかけてもらったことも。気にかけてもらえる安心感は、モチベーションにもなったよ。
O.Nさん:
わかる!成績が伸びなくて悩んでいた時期も、先生に「大丈夫、大丈夫」って励ましていただいたことで持ち直したもん。学生と教職員の距離が近いって、なにかと心強いよね。
A.Kさん:
うんうん。私は地方も併願しようと考えていたから、各地の傾向と対策や勉強法を教えていただけたのは収穫だったなあ。あとは、テニス部の活動と並行して勉強する中で、毎日その日の計画表を作って監督に提出するようにしていたの。おかげで、時間の使い方もうまくなったんじゃないかな。
N.Nさん:
私はもともと自分のことを話すのが得意じゃなかったんだけど、面接練習や模擬練習のおかげでだいぶ話せるようになったかな。
A.Kさん:
めざす教員像もどんどん明確になっていったよね。私は、子ども一人ひとりに向き合いながら、子どもたちがそれぞれを尊重できるようなクラスを作りたいと思ってる。
N.Nさん:
私は、勉強だけでなく、普段から子どものそばにいるような、一人ひとりとのつながりを大事にする先生。小学校って学級担任制だから、子どもたちといろいろなことを経験したいな。
O.Nさん:
私も子どもに寄り添う先生として、当たり前のことを当たり前にできる思いやりを持った子どもを育てたいな。

教職支援室

学生の進路希望実現を第一に、一人ひとりに合わせたサポートを

教職支援室は、全学の教員志望者の希望を実現するため、一人ひとりに合わせたサポートをします。児童教育学科から、これまで70名を超える小学校教員が巣立ちました。令和5年度教員採用試験(小学校)では10名が合格しました。小さな学科のため人数こそ多くはないものの、1次試験の合格率は70%を、2次試験は90%を超えるようになりました。2次試験に強いのが児童教育学科の特長でしょう。筆記、面接等の講座で学び合い、励まし合って力が付きます。その成果が着実に表れてきています。公立幼稚園・保育所の志望者もサポートします。「先生」を目指す皆さんには、ぜひ本学で頑張ってください。

教職支援室長
芹澤 剛 児童教育学科教授

〈 Follow Step 〉

小中学校教諭や公立保育所・幼稚園への就職をしっかりサポート

公立小中学校教諭は教員採用試験に、公立保育所・幼稚園就職は公務員試験に合格する必要があります。
教員採用試験、公務員試験合格に向けてしっかりサポートします。

  • 01
    志望動機を
    確かなものに

    公立の先生になるという気持ちを明確にすることから始めます。経験豊富な教員と教職支援室が連携し、情報提供と相談を繰り返します。4年間、また卒業後も随時教員への相談が可能です。教職サークルで先輩のアドバイスも受けられます。

  • 02
    基礎学力と
    資質の向上

    試験に向けて、少しずつ着実に学力と資質を養います。効果的な学習方法を個別に教員と相談できます。コミュニケーション力を向上させる講座では、3年計画でトレーニングを積んでいきます。受講生同士や教職サークル仲間との励まし合いは強い絆を作ります。

  • 03
    教員採用・
    公務員試験合格へ

    教員採用試験対策講座や公務員試験対策講座、学内模擬試験を受けながら本試験に向けて学習を進めます。教員志望者は自治体主催の教員養成講座参加やスクールサポーター、他大学との合同講座で学外での経験を増やします。本試験受験後も教員との相談時間は確保されています。

その他の就職サポート

OG懇談会

3年生を対象に「OG懇談会」を開催します。保育所、幼稚園、小学校、児童・障害者福祉施設で活躍する先輩を招き、各職場の仕事について話を聞きます。

学内就職フェア

尼崎市の保育園連盟・幼稚園連盟と共同で学内就職フェアを開催します。各園で活躍する先輩との交流を通して、保育・教育現場について理解を深めていきます。

総合健康学科3年 T.Aさん

Student's Voice

学生の声

教職サークルは
情報交換とモチベーションUPの場

教職をめざす学生を対象とした情報交換の場があればと、教職サークルを立ち上げました。現在、面接対策講座とランチタイム学習会を週に1回開催。面接対策講座では、仲間と改善点を指摘し合えるほか、卒業生や先生方からもアドバイスをいただけます。客観的な意見を通して自分の成長を感じられ、モチベーションにもつながっています。

児童教育学科 3年
K.Hさん

就職

就職率100%(2021年3月卒) 職種別進路割合(2020年3月卒)

進路実績(2021~2023年)

【小学校教諭】兵庫県教育委員会、大阪府教育委員会、相生市教育委員会、大阪市教育委員会、池田市教育委員会、豊中市教育委員会、愛媛県教育委員会、広島県教育委員会、沖縄県教育委員会 【幼稚園教諭】尼崎市教育委員会、明石市教育委員会、学校法人青い鳥学園青い鳥第一幼稚園、学校法人あけぼの学園あけぼの幼稚園、学校法人育保学園熊野田幼稚園、学校法人太田学園つぼみ幼稚園、学校法人百合学院認定こども園百合学院幼稚園、園田学園女子大学附属園田学園幼稚園 【保育士】尼崎市役所、西宮市役所、明石市役所、豊岡市役所、宗教法人浄徳寺梅の花保育園、社会福祉法人大和育成園、社会福祉法人福進福祉会認定こども園武庫庄保育園、社会福祉法人大阪府障害者福祉事業団、(株)アイグラン 【保育教諭】学校法人白ゆり学園幼保連携型認定こども園いずみ幼稚園、学校法人石橋文化学園幼保連携型認定こども園石橋文化幼稚園 【福祉指導員】社会福祉法人博愛社児童養護施設博愛社 【児童指導員】一般財団法人日本福祉協議機構 【事務職】積水ハウス不動産関西(株)、愛媛綜合警備保障(株)ALSOK 【営業職】大阪トヨタ自動車(株) 【スポーツインストラクター】(株)LAVA International、リーフラス(株)、マックスポーツ(株) 【その他】法務省矯正局加古川刑務所、大阪府警察 ほか

Message

  • 卒業生メッセージ

    新居浜市立船木小学校 勤務
    「よくわかった」「楽しい」の声が、大きなやりがい

    現在、小学2年生の担任をしています。授業のほか、給食指導や生徒指導も担当。放課後には校務分掌や授業準備なども行います。意識しているのは、毎日特に注力する科目を決めて授業を行うこと。子どもたちの「よくわかった」「楽しかった」の声や成長した姿にとてもやりがいを感じます。在学中はさまざまなことを学びました。特に、目線を合わせて話をするといった児童との接し方は、休み時間や指導の際に活かされ、児童との信頼関係を築く一助となっています。今後の目標の一つは、授業力の向上。児童にとってよく分かり、楽しいと思える授業を展開できるよう教材研究を日々丁寧に行っていきたいです。

    児童教育学科 2022年3月卒業
    H.Rさん

  • 卒業生メッセージ

    明石市公立幼稚園 勤務
    在学中に学んだことが全て、現場で活きている

    幼稚園で年中クラスの担任を務めています。入園時よりもできることが増えてきた子どもたちの姿は、日々のやりがい。その成長を共有した際に、保護者の方々が喜んでくださるのもうれしいです。日頃の保育には在学中に学んださまざまなことが役立っています。たとえば手遊びのアイデアは、在学中に増やした豊富な引き出しの中から自然と出てくるし、指導案の書き方については実習の際にしっかり教えていただいたので、苦手意識もありません。当時は深く考えなかった内容も、今現場に出てみると必要なことばかり。これからは陸上部での経験も活かして、子どもたちに運動の楽しさも伝えていきたいと思います。

    児童教育学科 2021年3月卒業
    G.Nさん