園田学園大学

AI活用ガイドラインについて

園田学園大学 AI活用ガイドライン Ver1.0(2026年9月版)

1.はじめに

生成AIは、インターネットに大量に蓄積されたデータを学習して、文章やアイデア、イラスト、画像、動画、プレゼンテーションのスライドなどを生成する人工知能です。本学では、2023年7月6日に「ChatGPT等の生成系AI利用の留意事項について」を公表し、学生の皆さんに生成系AIのみによる安易な利用への注意喚起をしました。
 それから3年が経過して、生成AIは生活だけではなく教育での活用にも変化をもたらし、一人ひとりに応じた学習支援やアイデアの整理など、学びや探究の可能性を広げるツールとして期待されています。一方で、生成AIに頼りすぎると、問いから解までに試行錯誤する学習過程が省略される可能性があります。そのため、生成AIに学びを任せるのではなく、自らの学びを支えるツールとして活用することが重要です。
 本ガイドラインは、学生が大学での教育研究活動において、生成AIに関する基礎的な知識を身につけ、適切かつ安全に活用するための指針として策定するものです。今後も、生成AIの技術的向上や社会の変化を踏まえ、必要に応じて改訂を行います。

2.生成AIを使うときに注意すること

生成AIを安全かつ適切に利用するため、以下の点に注意してください。

(1)生成された情報をそのまま信用しない
生成された文章やアイデア、イラスト、画像、動画、プレゼンテーションのスライドなどには、事実と異なった情報(ハルシネーション)が含まれることがあります。レポートや課題で利用する場合は、教員の指示をよく聞き、信頼できる情報源を利用してください。

(2)個人情報・機密情報を入力しない
氏名・住所などの本人が特定できる個人情報、実習等で知り得た秘密保持義務のある情報などを入力することは、法令違反になる可能性があります。

(3)他者の著作物や権利に注意する
第三者が著作権を持つ画像やロゴ、キャラクター、著名人の顔写真や氏名などを入力することで生成された物を利用したりすることは、著作権、商標権、肖像権など、権利侵害になる可能性があります。

(4)倫理的な配慮
偏見や差別的な表現の拡散はいけません。そのような内容は、絶対に公開または引用してはいけません。
生成された内容については、最終的に利用する学生皆さんが確認し、責任を持って使用してください。

3.教育研究活動での活用

(1)学びを深めるために活用する
課題に対して、考えを整理したり、文章を要約するなど、自分の学びを支えるツールとして活用します。必ず、出典が正しいかどうかの確認をしてください。

(2)生成AIにすべての「考えること」を任せません
まずは自分で考えることが大切です。次に生成AIの考えと比較して判断してください。

(3)レポート・課題・研究では適切に利用する
AIが作成した文章やアイデア、イラスト、画像、動画、プレゼンテーションのスライドなどを、学生の皆さんが作成したものとして、そのまま提出してはいけません。

(4)授業ごとのルールを確認する
授業や課題ごとに、生成AIを使用してよいかどうかは異なります。科目担当の教員の指示を確認して利用してください。

4.生成AIを使ったことを明らかにする

(1)生成AIを使用したことを明らかにして、引用・出典を示す
生成AIが作成した文章やアイデア、イラスト、画像、動画、プレゼンテーションのスライドなどを利用する場合は、授業ごとのルールに従って、以下の例を参考にして、利用した生成AIや利用箇所などを適切に示してください。

(例)「乳幼児の主体性とは?」という質問に対し、ChatGPTが生成したテキストは、「子ども自身が興味や関心に基づいて、自ら環境に働きかけ、考え、選び、行動しようとする姿や態度を指す。」と述べている(OpenAI、2026)。
 参考:OpenAI (2026)、ChatGPT https://chatgpt.com/ (参照日:2026/08/27)

(2)成果物には自分自身が責任を持つ
学生の皆さんが、作成したレポートや課題内容に責任を持ち、提出・発表します。生成AIの引用の有無や他者の権利への配慮などをしっかりと確認しましょう。

以上