片山 あずささん-夢を叶えた卒業生

1)今の仕事の内容を教えてください。
安全安心でおいしい給食作りを給食調理員さんたちと相談しながら進めています。給食の時間が学びの時間になるように、給食の時間に教室へ訪問し、給食指導を行っています。指導内容は、栄養面のことだけではなく、箸の持ち方などのマナーや日本の伝統的な食文化、行事食などの話や、教科で学んだ知識と関連のある献立や食材がでる時には、給食と教科を関連づけて学べるような指導を行っています。家庭や地域に学校給食の様子や食に関する指導の様子を、学校ホームページに掲載し、情報発信を毎日行っています。
また、偏食や食物アレルギー、スポーツをしている児童、肥満傾向の児童や痩身傾向の児童に対して個別に食に関する指導も学級担任や養護教諭と連携して実施しています。
更に、学校全体の食に関する指導を充実させるため食に関する指導の年間計画に沿って、各教科の特性に合わせて授業に参画し、食に関する指導が充実するように努めています。

2)SONODAで学んで今に役立っている事を教えてください。
自分たちで献立を考えて、調理をして食べる授業や、課題を調べてパワーポイントを作成し、プレゼンテーションをする授業など実践的な授業が豊富です。また、電話のかけ方など社会人としてのマナーやパソコンの情報処理の方法などの授業もあります。そのような授業を通して、社会に出た時にすぐに役立つスキルが自然についていたと実感しています。また、さまざまな場所で活躍されているOGの方々の講話を聴く機会もあり、早い段階からめざす管理栄養士像が定められたと思います。

3)SONODAを目指す学生さん(高校生)へコメントをお願いします。
園田は、私にとって「目標をもって取り組めばどんな夢でも叶うこと」を教えてくれました。園田で学ぶ４年間、そして仲間とともに乗り越える国家試験が、きっと将来の自信に繋がると思います。ぜひ、園田でなりたい管理栄養士を目指しませんか。