人間健康学部 食物栄養学科

見上 里子さん-夢を叶えた卒業生-

栄養教諭 神戸市立小学校

見上 里子さん
2018年3月卒業 福井県立福井商業高等学校出身

Q)栄養教諭についてどこで知りましたか?また、目指そうと思うようになったきっかけを教えてください。
A)大学の授業ではじめて知りました。授業を受けるにつれて、発達段階の子供たちが食の大切さを知り、食を選択する能力を身に付けることの重要性を感じたのがきっかけです。

Q)在学中に栄養教諭を目指すために努力したことを教えてください。
A)授業での課題を一つ一つ丁寧に取り組みました。特に、模擬授業や中学校での授業など、実践的に学ぶことができるのは、とても貴重な経験となりました。

Q)栄養教諭採用試験に向けてどのような勉強をしましたか?
A)模擬授業や小論文の勉強に力を入れていました。模擬授業では、人前で話をしたりスムーズに授業をすすめるのが難しかったですが、何度も繰り返し練習することで少しずつ自分らしくできるようになったと思います。小論文は、私は書くことが苦手なのでとても苦労しました。過去に出題されているものや先生に課題を出していただき、必ず毎日時間をはかってやるようにしました。

Q)講師として勤務していた時に感じた、「栄養教諭のここが楽しい!」「栄養教諭のここが辛い…」といったエピソードを聞かせてください。
A)栄養教諭の楽しいところは、いろいろな学年の子供たちと関わることができるところです。「給食大好き!」や「牛乳が飲めるようになったよ!」と話しかけてくれる子供たちの笑顔にはとても癒されます。
栄養教諭の辛いところは、学校に一人しかいないというところです。経験の浅いうちは特に不安なことが多いと思います。もちろん、分からないことは他の学校の栄養教諭の先輩方や教育委員会の方々が教えてくださいますし、同じ学校内でも、いろいろな先生方が助けてくれます。一人で抱え込まずに、チーム学校として取り組むことが大切だと思います。

Q)将来の目標や夢を教えてください。また、本学で学んだ経験をどう生かしていきたいですか?
A)園田で学んだ「捨我精進」の精神をわすれず、子供たちがもっともっと食育を身近なこととして学べるように、私自身が日々勉強し成長することが今の目標です。