お知らせ

2024年度(令和6年度)入学宣誓式を行いました

本日、本学は尼崎市総合文化センターあましんアルカイックホールにて、入学宣誓式を挙行しました。

新入学生とその保護者、来賓が一堂に集まる実に5年ぶりの入学宣誓式となりました。
学長、理事長、来賓の方々の式辞があり、新入生の未来を応援する言葉が送られました。

本学で様々な経験をし、学び、遊び、楽しみ、充実した大学生活を過ごされることを、教職員一同心からお祈り申し上げます。

ご入学、誠におめでとうございます!

学長式辞

 

園田学園女子大学・園田学園女子大学短期大学部 2024年度の入学宣誓式を挙行するに当たり、お祝いの言葉を申し上げます。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。心から、お祝いとお慶びを申しあげます。そして、保護者の皆様にも、謹んでご入学のお祝いを申し上げます。
園田学園は、今から86年前の1938年に、当時の園田村の村長である中村龍太郎が、園田高等女学校を設立したことからはじまります。設立の翌年には、第2次世界大戦が開戦しています。戦争の足音が聞こえるなかで、地域の女子教育の振興を図りたいという強い思いから生み出された学園です。この創始者の思いが託された言葉である「捨我精進」が、本学の建学の精神になっています。
「捨我精進」とは、自分本位の考え方や欲望を捨て、一所懸命に努力すれば、目的は達成できるという意味です。また、建学時の設立趣意書には「躬行実践ノ校風ヲ確立セントスルハ本校教育上最モ力ヲ注ガントスル所ナリ」とあり、自ら主体的に実践することが本学の校風です。本学の教育には、この精神が脈々と流れ、これまで数多くの人材を幅広い分野に送り出してきました。
新入生の皆さんは、本日、園田学園の教育を受け継ぐ学生の一員となりました。ぜひ、学生生活のなかで、実り多い学びを得ていただきたいと思っております。
そのために、本学では「経験値教育」に取り組んでいます。大学での「学び」を社会で「実践」し、そのなかでの「気づき」から次の「行動」を進め、成長していくのが「経験値教育」であり、「気づく力」「考える力」「コミュニケーション力」「協働する力」「主体性」の5つの力を身に付けてもらうことをめざしています。また、本学には、長年に亘り培ってきた地域とのつながりによって、多彩な体験の場を提供することができます。皆さんには、これから学内外の多くの場で、多くの人と出会い、「経験値」を高めていって欲しいと思います。
さて、本学では、18歳人口の減少や四年制大学志向の高まりなどの社会状況をふまえつつ、慎重に検討を重ねた結果、2025年4月1日から男女共学にするための申請を行うことにいたしました。また、それに伴い、大学名も変更いたします。そして、まことに残念ではありますが、短期大学部につきましては、学生募集を停止するという苦渋の決断に至りました。
短期大学部の新入生の皆さんは、60年にわたる短期大学における最後の新入生になります。新入生の皆さんを含め、短期大学部の全学生が卒業に至るまでは、教育、学生支援、進路指導等の各種サポートにも万全を尽くしますので、安心して学んでいただきたいと思います。また、今まで作り上げてきた短期大学部の理念や積み重ねてきた実績は、園田学園女子大学へと発展的に継承します。そして、共学化および大学3学部に教育資源を集中させることにより、ボーダーレスでより幅の広い教育環境を提供して参ります。
新入生の皆さんは、これからの学生生活に対し、さらには将来の夢に向けて、新たな決意と期待をもってこの式に臨んでおられることと思います。将来の夢をかなえていくには、それぞれの強い意志と積極的な実行力と弛まない努力が重要であることは言うまでもありません。実現する主体はあくまでも皆さん自身であることを忘れずに取り組んでいただきたいと思います。
私たちは、皆さんが毎日の生活の中で努力を積み重ね、自分自身の夢と希望の実現に向けて進んで行くためのロード・マップの描き方を指導し、支援してまいります。
本日より、皆さんが園田学園女子大学ならびに園田学園女子大学短期大学部の学生として心身ともに健やかで明るく楽しい、そして実り多い学生生活を送られることを心から希望し、入学宣誓式に当たってのお祝いの言葉といたします。
  2024年4月1日
園田学園女子大学
園田学園女子大学短期大学部
                               学長 大江 篤